こちらからは以上です。

得意科目はアニメと音楽です。

すき家を見てくれ。

 

すき家牛×豚セット(牛丼の具135g×5、豚丼の具135g×5) 冷凍食品

 

 

焼きチーズハンバーグカレードリア  880円 906kcal  塩分3.9g <デニーズ>

 


何時でも、何度でも唱えたい魔法の名前「焼きチーズハンバーグカレードリア」。朝起きて気分が優れない時、体が重い時、「焼きチーズハンバーグカレードリア」と3回唱えてみてはどうでしょう。別に気分は回復しません。でも唱えましょう、3回。朝起きて気分が優れず(体が重く)、そのうえ「焼きチーズハンバーグカレードリア」と3回唱えていないなんて、お母さんはあなたが心配です。


この名前を解体してみると、「焼き」・「チーズ」・「ハンバーグ」・「カレー」・「ドリア」の五つに分けられます、がこの名前には一つトリックが隠されています。それは「焼き」という言葉です。「チーズ」と「ハンバーグ」、「ドリア」で構成されているのに、焼いていない筈はありません。「生チーズハンバーグカレードリア」はそもそも存在致しません。また、出来上がりをガスバーナーで炙った形跡も無いので「チーズハンバーグカレードリア」でも問題ないのでありましょうが、それに気が付いたのが、約半分を食べ終えた頃だったので、私の負けです。私は負け犬です。

話を戻すと「チーズ」・「ハンバーグ」・「カレー」・「ドリア」の四つ(「焼き」を含めると五つ)から成るこの料理は簡潔にいうと「カレーうどん」の最果て、でありましょう。



A>0、B>0ならば  A+B>X(XはAorB)
の発想によって私たちはここまで来たのであります。思えば遠くに来たものです。


A>0、B>0、C>0、D>0ならば

A+B+C+D>X(XはAorBorCorD)         

>X+Y(X,YはA,B,C,Dの内どれか二つ、重複なし)

>X+Y+Z(X,Y,ZはA,B,C,Dの内どれか三つ、重複なし)



只この料理の惜しいのは四つもの料理が融合しているのに、味が簡単に想像できてしまい、その想像と実際は見事に一致します。A+B+C+Dはそんなに大きい値ではありません。私はこの料理を食した時「あぁ、チーズでハンバーグでカレーでドリアだな」と思ったし、それ以上何も思いませんでした。四つの料理が融合したのに、(旨くも、不味くも)ダイナミズムが発生しなかったのは、一つひとつの構成物が「チーズ」・「ハンバーグ」・「カレー」・「ドリア」と、とてもポピュラーなモノばかり故、想定内の、中庸の、平々凡々の、問題の無い、服従の味になってしまったのだと思います。「最大の防御は攻撃」なりの逆で、「最大の攻撃は防御なり」であることを証明してしまっています(「焼きチーズハンバーグカレードリア」はレギュラーメニューのようです)が、そのことに気づいたのが、残り三口程の頃だったので私の負けです。私を負け犬と呼んでください。

 

                                    

よってこのメニューを頼むのは名前のインパクトに引かれた私の様な「腹減り」だけでありましょう。



そこで私は「すきや」に期待しています。三種のチーズ牛丼、高菜明太マヨ牛丼、食べラー・メンマ牛丼。「すきや」は牛丼の奥地へ進んで行きます。偏見や先入観を掻き分け、人類未食の丼を探しています。牛丼ライトはもはや牛丼ではありません。うな牛って一体何なんなのかしら。これらの丼は一歩間違えば株式会社ゼンショーの喉笛を喰い破る危険性も孕んでいます。しかしきっと、その辿り着くであろう未丼は、食べた次の日にはもう忘れている程度のおいしさをもたらすモノではなく、100人の内96人にそっぽを向かれるが、4人はその丼の為なら命を投げ出す様なモノであるでしょう━○○丼万歳!!━。

そんなゼンショーの、人類未食の丼に対する攻撃的、非論理的、冒険的、偏執的、つまりはある種の自己破滅的(なモノを含む)探究心を信じている男が、この広い板橋区のどこかに一人いる、ということだけは確かです。