こちらからは以上です。

得意科目はアニメと音楽です。

冬目景がおくる青春音楽漫画「空電ノイズの姫君」

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好きな漫画家がいる。その人の描くものはとても幻想的でどこか退廃的だ。しかし僕は彼女の描く漫画が好きだ。その人物の名は「冬目景」

彼女は新しく漫画を連載している。タイトルは「空電ノイズの姫君」今回の冬目景は青春音楽漫画に挑む。

 

 

 

Rocky Princess

空電ノイズの姫君  (1) (バーズコミックス)

まず僕が読んでいて気になったのがサブタイトルの「Rocky Princess」

なんとなく深い言葉の意味に思えた。この漫画の根底には作者の音楽愛が伝わってくる。作中では何度かピンクフロイドやレッドツェッペリン、ディープパープル絡みのネタが出てくる。作者は60年代後半~70年代前半のロックが活性化してきた時代が好きなのだろう。

主人公の一人で女子高生の保坂磨音は天才的にギターが上手い。それもそのはず、伝説的ロックバンドのギタリストを父親に持ち幼い頃からギターを弾いていたからだ。しかし同級生にピンクフロイドの話をできる人もおらずクラスでは浮きがち。退屈だったのかもしれない。そんな時にそのギターの腕を買われアルタゴというバンドに加入することに。

 

 

 

ミステリアスな女の子

空電ノイズの姫君  (2) (バーズコミックス)

マオのクラスに転校生としてやってきたミステリアスな女の子、支倉夜祈子。昔のロックが好きで歌が上手い。教室で歌っているところをマオに目撃されてから彼女と意気投合し友人として付き合うことに。言い寄ってくる男を突っぱねるところもある。マオの父親のバンドの大ファンで本人を目の前にした時は興奮していた。

 

 

 

この二人が主人公の漫画です。さて、空電ノイズの登場人物はまだ純粋で不器用な人間が多いなという印象だ。同作者の「イエスタデイをうたって」でも不器用なやつらが多すぎて蕁麻疹ができるほどに歯がゆい気持ちになったが、マオは感情を上手く伝えるのが苦手だ。夜祈子はクールに見えるけどやや不安定でマオと話している時は素でいるような、そんな関係。僕としてはマオと夜祈子の会話が好きで初めて夜祈子の家にマオがいった時の何気ない音楽トークやマオが作るオムライスの話も良い空気感を出している。冬目作品はやはりこういった何気ない会話に味があったり距離感もリアルだから面白い。(変わった人として描かれる二人だけど女子高生らしいピュアなリアクションすることもあってそこもよきかな)

 

マオとバンドを組んでる二人の大学生も世渡りが上手くできなくてマオですらも不安になるほど。ただそういう人間たちが織り成すストーリーが面白いのだ。派手さはないけど物語としても気になるし後を追っていきたい。不器用な青春ストーリーだ。

 

 

 

リ・スタート

空電ノイズの姫君 (3)(バーズコミックス)

あ、そうそう。空電ノイズが連載していた月刊バーズが休刊したので今作もどうなるのかと気になっていたら。

 

イブニングに移籍してタイトルも「空電の姫君」に変わり連載スタート。いやー、良かったよかった。物語としてもこれからまた再始動かな?という展開だったので移籍したのはちょうどいいタイミングだったのかも。

他の冬目作品のようにまた休載したりするかもだけどまあ気長に待たせてもらいますよ。

正直、「イエスタデイをうたって」のアニメ化は予想できんかったな。

 

 

それではここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 

空電ノイズの姫君  (1) (バーズコミックス)

空電ノイズの姫君 (1) (バーズコミックス)

 

  

イエスタデイをうたって 1 (ヤングジャンプコミックス)

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ももんち (ビッグコミックススペシャル)

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