こちらからは以上です。

得意科目はアニメと音楽です。

偽りだらけの聖杯戦争 Fate/strange Fake

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FGOの影響ゆえか最近はFateシリーズの勢いがすごい。

近日中には映画も公開されるし、FGOのアニメ(1部7章の絶対魔獣戦線バビロニア)や映画(1部6章の神聖円卓領域キャメロット)もやりつつも昨年のコミックマーケットでは「Fate/Requiem」と呼ばれる新作小説も販売された。Fateは本当に20年コンテンツへと成長するのかもしれないと思うほどには勢いはあるだろう。*1

 

 

そんな勢いを増すばかりのFateだが僕が気になっているのは「Fate/strange Fake」と呼ばれるアメリカでの偽りの聖杯戦争を描いたシリーズだ。

このシリーズの新刊をとても楽しみにしているのは少し理由があるのだ。

 

 

 

 

 

あらすじ

第5次聖杯戦争から数年、アメリカのスノーフィードにて聖杯戦争の予兆が見られた。魔術協会の調査の結果、何者から聖杯戦争の技術を模倣した「偽の聖杯戦争」であることが判明。不完全な模倣ゆえにシステムに異常が発生し、あるはずのクラスが欠け、選ばれるはずのないサーヴァントが呼び出される。

そしてアメリカのある国家機関の思惑により都市の外からも多くの魔術師が流れ込んでいく。。

それは偽りだらけの聖杯戦争。器に満ちるのは偽りか、真実か。それとも。

 

 

 

はい、というわけでこれがstrange Fakeです。

原典は著者である成田氏が自分のウェブサイトに掲載した2008年のエイプリルフールネタ「Fake/States night」

これがのちに「TYPE-MOONエース」Vol.2の別冊付録として加筆収録され、2014年には本作のタイトルで書籍刊行されることが決定した。噓から出た実というわけか。

著書は成田良悟氏。挿絵は森井しづき氏が担当。

 

 

「偽の聖杯戦争」と「真なる聖杯戦争」の二つからなる異質な聖杯戦争。そのイレギュラーな事柄から「どうやって倒すんだこいつ…」と作者も困っているのではと疑いたくなるような能力を持ったサーヴァントが多い。サーヴァントだけでなくマスターの方もヤバいですな。

そうそう、みんな大好き英雄王ギルガメッシュとその友達エルキドゥも登場するよ!やったな!

 

 

 

 

偽の聖杯戦争 

今作の時系列は「Fate/Stay night」から数年後の未来。偽の聖杯戦争とは第3次聖杯戦争に参加した魔術師の一族とアメリカ政府によって計画された。本来であるならば100年単位におよぶ長期的な計画であったが冬木の大聖杯を盗むことで70年強と早期の開催に成功。だが、模倣も完璧ではないうえに冬木に比べると霊脈とのつながりも弱いのでサーヴァントはセイバー抜きの6柱しか存在しないうえに現界には時間制限がつけられている。

このように偽の聖杯戦争は不完全にのちの様々なイレギュラーなサーヴァント(後述)が登場することになった。主催者側もいくつかの思惑があるようだがロード・エルメロイⅡ世は「戦争を隠蔽して行おうとする勢力」「戦争を公開してシステムを解析したい勢力」「聖杯戦争そのものを冒とくしたい勢力」がいると推測。

 

その偽の聖杯戦争で呼ばれた6柱は「呼び水」であり、それに反応して「真の聖杯戦争」が開催され、さらに7柱が召喚される。「真の聖杯戦争」のサーヴァントたちは特に同盟を組んでいる様子はなく何やら違う目的で行動をしている。

 

 

 

 

イレギュラーな登場人物たち

何もかもが異質すぎる聖杯戦争のためか召喚されたサーヴァントも変わったやつらばかり。それに加えてマスターについても謎が多い。聖杯戦争に参加している面々を何人か紹介したい。

 

シリーズお馴染みのギルガメッシュが今回もアーチャー枠として登場。マスターはスノーフィールドの原住民たちを束ねる少女ティーネ・チェルクギルガメッシュのことを偉大なる英雄王として敬い彼女がまだ子供なこともあってかギルガメッシュも割と好意的に接している。マスターとサーヴァントの関係というよりも王と臣下の関係に近い。まぁ、あの金ぴかは子供には優しいところもあるからね。

 

そんなギルガメッシュも最初はやる気がなかったものの、唯一無二の親友エルキドゥも召喚されていると知るといきなり二人で対決をして宝具を全力で放つ程度にはやる気を見せました。エルキドゥとは万全の状態で再戦する約束をする。

 

 

 

偽と真の聖杯戦争の架け橋のためにセイバー召喚後に殺害される予定だったが生き残って嫌々ながらも生き残ってセイバーのマスターとなる沙条綾香*2そっくりの金髪の少女アヤカ・サジョウ。どうやら沙条綾香とは別人であるようだがその真相が現段階では不明。召喚されたセイバーはどこか喰えない人物ではあるものの騎士道を重んじる真っ当な人間でもある。宝具は手にしたものを全てを疑似エクスカリバーにする「永久に遠き勝利の剣」木の枝ですらもエクスカリバーに。

 

 

特に深い理由も願いもないが、お気楽に偽の聖杯戦争に参戦したロード・エルメロイⅡ世の弟子フラット・エスカルドス。そのサーヴァントであるバーサーカージャック・ザ・リッパー。「狂気のジャック・ザ・リッパー伝説」が正体という奇妙なサーヴァントである。

 

 

18人のハサンのザバーニーヤを使うことできるアサシンや病気という概念が形を持ったライダーなどなど今作はいかに風変わりなサーヴァントばかりなのかは少しおわかりいただけただろうか?

 

だが、僕が今作で一番今後の活躍が気になっているのが真アーチャーだ。

 

 

 

 

 

 

神々への復讐 真アーチャーf:id:shigeta-of-13:20190108172858j:plain

※(一応、真名隠しておきます)

真アーチャー。偽りの英霊を呼び水にして召喚された真なる英霊。

身長2メートルを超す長身でやせ型の男性。大きな布で顔を隠し、肌全体を赤黒い染料で染め上げた異様な風体をしている。弓矢を武器として20Km以上離れた場所から一切の減速・高度変更もないレーザー音のような超音速の矢を放ち登場するやいなやこれでギルガメッシュの鎧を破損させた。ギルガメッシュの王の財宝の連射も弓で軽く打ち払い、初登場で衝撃を与えてきた。さらに性格も冷淡かつ不憫でマスターとはいえまだ小さな女の子のティーネを執拗に狙い撃ちするなど高貴な性格とは程遠いだろう。

 

その正体はとある大英雄がマスターであるバズディロットによる三画の令呪と「2万4976人」にも及ぶ膨大な数の贄を使用して作られた魔力結晶による尋常ではない魔力、東方の呪術、聖杯の泥によって変質し、その際にアヴェンジャーとしての特性も付与された姿。

大英雄のころの太くて逞しかった外見も変質し筋肉がそぎ落ちたがそれでも身長は2メートル越え。圧倒的な攻撃力と凶暴さ、神々への憎悪と呪いが産み出したサーヴァント。

最初に見た時のインパクトの大きさ、その圧倒的な強さから気に入りましたね。見た目がすごく中二心をくすぐるのは私だけでしょうか?

召喚された祭のエピソードやとんでもない宝具があったりするのですがそれはご自分の目でご確認ください。

 

Fate/strange Fakeはこのように化け物じみたサーヴァントばかりで読んでいてワクワクしますなあ。

 

 

 

 

 

新刊はよ

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順当に発売されるかなと思った矢先に著者の成田氏が入院したりで現段階では4巻まで発売中。成田先生、無理せず自分のペースで執筆してくだされ。

そういえば成田氏は現在進行形で配信中のFGOとネタが被らないかビクビクしながら書いているそうな。

今年は5巻発売されるといいですねえ。

 

 

 

 

*1:Fate/Stay nightが発売されたのが2004年なので2024年もまだFateが人気を保ち続けていたらとても嬉しい...いや、そこまでくると末恐ろしいな。

*2:Fate/Prototypeの主人公。