こちらからは以上です。

得意科目はアニメと音楽です。

大人になってヒカルの碁を読み直した結果

ヒカルの碁 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

ある日、友人とドライブしてて気晴らしに(?)パチンコ屋に入ったんですよ。ノリで入ってみた感じとも言おうか。

僕の結果としては全然揃わないし飽きてきたので途中で止めて友人がやってる台に見に行ったらわんさか当ててるじゃないですか。当分終わる気配ねえなと思って漫画コーナーで時間つぶしてようと思い立ったのです。

こんな場所に置いてあるのは大体は読み終わってるような漫画ばかり、そんな中で目に入ったのが「ヒカルの碁」

子供の頃に読んでアニメを見てたけど話の流れはほとんど忘れてるなと思って読んでみた結果、泣けるほど名作でした。

 

 

子供の頃に読んだ頃とは全く違った感想を抱いたヒカルの碁のことを語っていくよ。

 

 

 

 

 

 

 

神の一手を目指す

ヒカルの碁 11 (ジャンプコミックスDIGITAL)

ほとんどの人が知っているかもしれないけども一応あらすじ紹介。

小学六年生の進藤ヒカルは祖父の家で古い基盤を見つけ、基盤の血痕を触ったヒカルはその基盤に宿っていた平安時代にの天才棋士・藤原佐為の霊にとりつかれる。「神の一手を極めたい」という佐為はヒカルに頼み込み碁を打ち始めるようになる。それ以降、佐為はヒカル以外には姿も見えず会話もできず、物を動かすこともできないまま物語は進んでいくことになる。

 

 

 

ヒカルも当初は碁のルールも分からず佐為に言われるままに打っていたが宿命のライバルとなる塔矢アキラと出会い、囲碁の楽しさに目覚めていきやがて自分で打っていくようになる。

中学囲碁大会以降はアキラがいる場所へと追いつくために、プロを目指すため院生へとなる。院生編からはキャラクターが一気に増えていき和谷、伊角、越智などなどライバルキャラも登場。この頃からヒカルも才能が開花し、メキメキと実力を上げていくことに。こう物語を振り返るとヒカルの成長スピードってめちゃくちゃはやいんですよね。周囲の人間は順当にレベルをひとつずつ上げていくのに対してヒカルはレベルを一気に5、6くらい上げていく感覚に近いですね。

囲碁と聞くとルールが分からないから読みづらそうだなと思う人もいると思いますがところがこれはルールが分からなくても基本的には読める内容となっています。全ての対局に実際の棋譜を使っているのでルールを覚えてから読むとさらに面白い。

 

ほったゆみが描く手に汗握る熱いストーリー展開と小畑健の高い画力が見事に融合され、その結果ジャンプでも人気作のひとつとなり日本に囲碁ブームを引き起こした名作。

 

 

 

 

 

プロへの道のり

ヒカルの碁 18 (ジャンプコミックスDIGITAL)

ヒカルの碁で盛り上がりを見せるのは院生編でしょう。ヒカルと同じようにプロを目指すライバルキャラが登場し、彼らと対局をしていきながらも友情が芽生えていく。

特にも院生編で人気のあるキャラクター、伊角さん。

 

ヒカルの碁 16 (ジャンプコミックスDIGITAL)

彼の設定は院生1位の実力を持ちながらも精神面の弱さから何度もプロ試験を落ちているというもの。穏やかで面倒見の良い人物なので和谷やヒカルからも慕われています。

プロ試験予選での伊角さんとヒカルとの対局ではヒカルの成長スピードに焦りを感じ、精神的動揺からハガシ*1をしてしまい自ら反則負けを認める。その敗北の動揺から次の対局から連敗を喫してしまう。そのあとは越智戦で自分を取り戻すも結果は4位、プロ試験不合格となった。

院生編での彼は主人公並みに描写が目立っていたかもしれない。精神面に弱い彼だがきちんと現実と向き合う真っすぐな性格をしており、弱点を克服するために中国棋院での武者修行を行い勝負強さを身に着け翌年のプロ試験をなんと全勝で合格。その後はある理由で碁が打てなくなっていたほど落ち込んでいたヒカルを立ちなおせるきっかけを作る。ちなみに伊角さんは人気投票で1万票以上獲得し、二位に大差をつけて一位となりましたとさ。

 

 

ヒカルの碁の物語は自分との闘いや、上を目指すためには何が必要なのかを詳しく教えてくれた。子供の頃は特に深いことも考えないで読んでいましたがこうしてみると「勝負に対する意識の持ち方」がよく分かるようになりました。大人になってから読んでみると気づくことがたくさんありました。

 

 

 

プロ編になってからも勝負に関しての物語が続く。ヒカルたちよりもプロとしてすでに活躍していた貫禄のあるおっさん棋士たちも若い衆に負けないように必死で勝ちを狙っているシーンや、そんな先輩たちに勝つためにヒカルたちも勝負を仕掛けているのもまさに熱い展開の連続ですな。

 

 

 

 

 

 

 

勝手に好きなキャラクターベスト3

ヒカルの碁 12 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

第3位

加賀鉄男

ヒカルの二歳上の先輩で、将棋部の部長。中学生でありながらも喫煙をする不良で、学校内では「泣く子も黙る加賀」と呼ばれ周囲から恐れられている。子供の頃にはアキラと同じ囲碁教室に通わされた時に屈辱的な敗北をしそれ以来、「囲碁」と「塔矢アキラ」のことが大嫌いになった。面倒見がよくハッキリとした性格のために後輩からも慕われている。ヒカルが院生試験を受けると言った時にはその真意に気づき背中を押してあげた。

ぶっきらぼうな奴に見えるけども「悪い遊びを教えてくれるいとこのお兄ちゃん」みたいな雰囲気があって僕は好き。作中での活躍してる時期はそこまで多くないものの人気投票ではいつも上位であった。

 

 

 

 

第2位

緒方精次

塔矢行洋の門下生で、次期タイトルホルダー最有力候補とされる若手の棋士。いつも青のワイシャツに白のスーツを着て、本人の人相の悪さもあってヤクザに見えるかもしれない。 冷静な人物に見えるがその内面は野心家で、桑原本因坊に対して勝負意識を燃やしている。小畑先生の画力の向上により伊角さんと同じく初期と後期でどんどんイケメンに。

ヒカルの素質も見抜きそれ以降彼のことを気にするようになる。加賀と同じく面倒見がいいのかもしれない。

桑原に「首を洗って待ってろジジイ」と宣戦布告するシーンはとてもカッコいい。

 

 

 

 

 

 

第1位

倉田厚

将来を期待されている若手の棋士で愛すべきデブ。デリカシーがないところもあるけども憎めない人物。ヒカルがプロになった直後の囲碁イベントで出会い彼に興味を持ち一色碁を行いヒカルの素質を思い知る。

囲碁を始めて二年でプロになった人物で間違いなく才能のレベルで言えば作中トップクラス。ヒカルは本人の素質の高さもあって成長スピードも速かったが、佐為に毎晩特訓してもらったことも踏まえるともしかするとヒカル以上の才能と素質を秘めた大した人物なのか。。。?囲碁をやる前は中学生にして競馬に夢中になっていたが、囲碁を知ると凄まじいスピードで実力をつけてプロになる。

「自分にとって本当にコワイ奴は下から来るんだ」は隠れた名言。

 

 

 

 

 

 

 

まとめ

ヒカルの碁 コンプリート DVD-BOX (全75話, 1800分) アニメ [DVD] [Import]

ヒカルの碁を読み返せたことは僕にとってとてもタメになりました。僕をパチンコに誘ってくれた友人には感謝しかないな。

昔はアニメも漫画もただ何となく面白いから見ている程度でしたが今の感想はかなり違った。

ヒカルの碁。かつて囲碁ブームを起こした囲碁漫画の本質は勝負に勝つための意志力が詰まった教科書であった。

 

 

 

 

 

 

ヒカルの碁 1 (ジャンプコミックス)

ヒカルの碁 1 (ジャンプコミックス)

 

 

 

 

 

 

*1:自分が打った手を取り消して別の場所に打ちなおすこと。これをした瞬間に反則負けが決定する