こちらからは以上です。

得意科目はアニメと音楽です。

【アニメ化記念】ジョジョ5部 黄金の風の面白さを僕が教えます。

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2018年6月21日(木)そのニュースはネットを中心に駆け巡った。

「ジョジョの奇妙な冒険 Part5 黄金の風」がアニメ化することが決定した。

僕このニュース読んだのが盛り上がりが少し収まってきた当日の夜21時だったんで祭りに乗り遅れた気分ですね。

総監督が過去のジョジョアニメでディレクターを務めてきた津田尚克氏。

アニメーション制作は引き続きdavid production担当。

ファンの僕としてはまたジョジョのアニメが見れることで嬉しい限りですが、今回はジョジョ5部がどんな作品なのかを解説していきますよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

運命の悲しさ

ジョジョの奇妙な冒険 (54) (ジャンプ・コミックス)

今回のお話はイタリアに住む少年ジョルノ・ジョバァーナが主人公。彼の父親は第三部のラスボスでありジョースター家の宿敵「DIO」

彼は幼い頃に近所の子供たちからいじめを受け、家でも養父に虐待され絶望に追いやられ心が邪悪に侵されそうだった。しかし、ある時名前も知らないギャングの男の命を助けたことにより彼の運命は変わった。

ギャングの男は恩を返すと約束し、近所のこどものいじめと養父からの虐待も解決し、それ以降何も言わずにジョルノのことを見守り続けた。この一件はジョルノの人格に大きく影響し、彼から「人を信じること」を学び正義と生きる意味を見出して、ジョルノも彼のように「人を守れる人間になりたい」と望むようになりやがて「ギャングスターになる」ことを夢見るようになった。

本作の舞台はイタリア。ギャングたちの熱き群青劇を作者が描く。

 

 

 

原作者の荒木飛呂彦氏いわく次の話を書こうと思った時に血統はどうしようかと考えた時に*1半ば強引ではあるがDIOの息子に決めたそうだ。

荒木氏は当時の編集者から「君の物語は悲しみが足りないよね」「生まれた時から悲しい人間とかそういうの書けないの?」と言われた。「それは別の人の方が書けるのでは?」と思っていたがある時に急に書きたくなり5部のテーマである「運命の悲しさ」「運命を切り開くこと」に関して書こうと決意した。*2

 

社会からつま弾きにされててその悲しみがね。だけど「正義の心」は同じだみたいな。その辺を涙しながら描いたのが黄金の風ですよね*3

 

 

 

 

キャラクターが熱い

ジョジョの奇妙な冒険 (56) (ジャンプ・コミックス)

五部のキャラクターたちを改めて見てみるとイケメンが多い。

 

 

 

 

普段は温厚だがキレると取り返しがつかない「パンナコッタ・フーゴ」

超像可動 「ジョジョの奇妙な冒険」第五部 49.パンナコッタ・フーゴ(荒木飛呂彦指定カラー)

超像可動 「ジョジョの奇妙な冒険」第五部 49.パンナコッタ・フーゴ(荒木飛呂彦指定カラー)

 

 

 

 

 

元警察官でぶっきらぼうな性格だが本来は強い正義感を持った「レオーネ・アバッキオ」

新入りには自分の尿をませる

超像可動 「ジョジョの奇妙な冒険」第五部 58.レオーネ・アバッキオ (荒木飛呂彦指定カラー)

超像可動 「ジョジョの奇妙な冒険」第五部 58.レオーネ・アバッキオ (荒木飛呂彦指定カラー)

 

 

 

 

 

戦いにおける覚悟や信念を持っているジョジョ界でも人気が高いキャラクター「プロシュート兄貴」 

 

 

 

 

 

 

悪に立ち向かう正義感と仲間を必ず守る意志を持ったジョジョ五部におけるもう一人の主人公「ブローノ・ブチャラティ」 

 

 

 

このように見栄えが良くシャープな男前なキャラクターが多いせいか女性人気も高い。四部までのキャラクターが筋肉質な男が多かったけども五部になってからは描き方も変わったよね。

僕が五部のキャラクターに対して尊敬すらも抱くほどかっこいいと思っているのは見た目のかっこよさ以上に本人の信念に熱いものを感じたからだ。

例えばブチャラティの台詞にこういうものがある。

 

 

 

 

「任務は遂行する。部下も守る。両方やらなくちゃいけないのが幹部の辛いところだな。覚悟はいいか?俺はできている」

 

 

 

 

プロシュート兄貴との死闘で生まれた名言。ブチャラティという人間像は厳しくもきちんと部下を見守りいざという時は命をかけて部下を助けようとするほどの覚悟を持った男だ。

ブチャラティという男はなぜ読者に人気があるのか?それは統率する指揮能力の高さよりも彼の根底には人を思いやる優しさがつまっているからだろう。だからこそ仲間からの大きな信頼はもちろんのこと町の人々にも慕われ時に相談を持ち掛けられついでに言うと子供にも優しい*4

彼に救われた人間は作中で描写されているよりもたくさんいるんじゃないかなあと。彼はまさしく優しさと正しさを併せ持った人間だ。

初登場時はジョルノの汗舐めてたけどね。

 

 

そしてブチャラティたちと対立する暗殺チーム。どいつもこいつも濃いキャラクター性を持った人物がたくさんいて個々の人気も高い。名言や迷言も残していてどこか変態な集団と言ってしまうと...別に全て間違えてないかもしれない。

そんな暗殺チームのリーダーである男の魅力に私はとりつかれた。

 

 

 

彼の名前は「リゾット・ネエロ」暗殺チームを束ねるリーダー。黒いフードを被り、黒いコートに身を包んだどこかミステリアスでクールな人物。中身も冷静沈着で推理力や観察力も高い。あまり感情を表に出すことはないが彼もブチャラティと同じく仲間を思いやる心を持っており情の深いイケメン。五部はイケメンしかいないのか

 

リゾットが14の時にいとこが飲酒運転による交通事故で死亡。犯人が数年の刑で済んだのが許せなく彼はその四年後にドライバーを暗殺。それをきっかけに彼は裏社会で生きざるを得なくなった。

リゾットは能力*5を使って暗殺任務を遂行させ、それは一度も失敗をしたことがなく政治家やマフィアなど誰一人残らず抹殺してきた。

しかし「暗殺」という仕事のためかボスからの信頼は得られずに命の危険があるにも関わらず得られる報酬はボスからの報酬しかなく、組織内での扱いは悪かった。

そんな時にチームメンバーの「ソルベ」と「ジェラード」がボスの正体を暴くために行動を起こしてしまう。その結果彼らはタブーを犯したとされ「生きたまま足先から順番に輪切りにされ、遺体を額縁に詰められ仲間の元に送られる」

 

ボスを裏切ることが何を意味するのか?それが証明された瞬間だった。

ボスへの反逆を諦めた時にボスに娘がいることが分かりボスへ繋がる手段を手に入れるために娘を誘拐することを決め、残った6人の仲間と共に戦いの場に挑んだ。

 

 

彼もブチャラティと同じく信念を持った人間であり敵ながらも敬意を評しているファンも多いことであろう。

ボスへの反逆を決意し、その中に感じる男の意地とプライドには私は感服した。

「暗殺」という任務を軽んじることに怒りを感じ、仲間を殺された無念を晴らすために戦いに挑む姿はまさに男の中の男だろう。あれだけ濃いメンバーの集まりだった暗殺チームを束ねているのも頷ける。

作中後半に繰り広げられるリゾットVSボスの一騎打ちは手に汗握るバトルとしてジョジョ史に残る一戦だ。リゾットの好きなセリフにこういうのがある。

 

 

 

 

 

 

楽しみだぞッ!おまえがこのまま死んだ後!どんな顔になって死ぬかが楽しみだッ!

 

 

 

 

 

 

 

運命へ立ち向かえ

ジョジョの奇妙な冒険 (63) (ジャンプ・コミックス)

さて、ここまでジョジョ五部のことを書くうえで久しぶりに読んでみたのですがバトルに関しては激闘ばかりが繰り広げられていたのを再認識。ギャングの闘争ということもあってか死に際が結構惨い敵キャラ*6もいたりして、見栄えの良いキャラとは対照にジョジョ五部がいかに多くの血が流されてきたかというのよーくわかりました。

だが、その激闘の中にも男のプライドや運命に立ち向かう意志力を持っていてその魅力に取りつかれた人も多いのでは?敵味方含めて明確な信念を持っていたのが読んでいてすごく分かりましたね。

結果が分かっていても大事なのは過程。結果に行き着くまでの過程こそが大切なのです。

「運命は決まっていてそれはもう変えようのないことである。だがそれでも諦めずに立ち向かうことが大事なのだ」

運命と戦い続けたブチャラティたちは確かに過酷ではあったけど、それでも自分を信じてついてきてくれた仲間たちがいたから彼は救われたのかもしれない。「自分の信じた道」を歩いてきたのはこの作品のテーマ「人間賛歌」に直結しているところがあるのかもしれない。

長々と語らせていただきましたが。

 

 

「人が立ち向かう力」

「己の中の正義」

「恐れない覚悟」

 

この三つに注目して

 

ジョジョの奇妙な冒険 ~黄金の風~

 

視聴していただきたいです。

 

 

 

 

 

 

 

ジョジョの奇妙な冒険(第5部) 黄金の風 文庫版 コミック 30-39巻セット (化粧ケース入り) (集英社文庫―コミック版)

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ジョジョの奇妙な冒険 第5部 モノクロ版 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

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© LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会

*1:荒木氏は主人公の血統にとてもこだわっている

*2:ジョジョは五部以降、「運命は決まったもの」という概念が固定されそれに立ち向かうことが重要視されるようになる。

*3:荒木飛呂彦インタビューより

*4:自分の元に飛んできたサッカーボールを子供たちに優しく蹴り返してあげるシーン好きなんだよね。ブチャラティの性格が出ていて。

*5:スタンドは「メタリカ」生物から鉄分を体外に吐き出させる能力を持つ。メタリカを身にまとうと周囲の風景を保護色にして隠れることができる。暗殺に適した能力と言えよう。

*6:他の章と比べても死亡キャラは多い。