こんにちは、ひよこPです。
皆さんは競馬はお好きでしょうか?アニメファンならずとも競馬ファンからの注目も集めている「ウマ娘 プリティーダービー」が2018年現在で絶賛放送中なのですが。
サイレンススズカのあのお話が予想以上の神回だったので僕が感想を書いていきますね。
ウマ娘とは?
ウマ娘はCygamesによる2018年に配信予定のソーシャルゲームで、馬の耳と尻尾を持った超人的な脚力を持った女の子たち「ウマ娘」が「トゥインクル・シリーズ」と呼ばれるレースでの勝利を目指す内容となっています。
…そうこのゲームは現実に存在する競走馬たちが擬人化されたありそうでなかった作品なのです。
登場するウマ娘たちはスペシャルウィーク、 ウオッカ、トウカイテイオー、エルコンドルパサー、サイレンススズカなど強豪と呼ばれていた馬たちばかり。
主人公スペシャルウィークが敗北も経験しながらも仲間たちと共に練習を重ね勝利をもぎとっていく。まさに青春物語。主人公に敗北も勝利も多く経験しているスペシャルウィークを採用したのは非常に良いチョイスですね。
しかしながらも、視聴者はある不安がありました。
サイレンススズカの例のシーンはどうするのかな。
沈黙の日曜日
サイレンススズカ。90年代後半の最高の名馬と呼ばれ、「大逃げ」という豪快な勝ち方でメディアからも注目され人気の馬の一頭でしたが1998年秋天皇賞、最後の直線前のカーブで突然の失速、左前脚の手根骨粉砕骨折を発症し競馬を中止。予後不良*1と診断され安楽死の処置が取られた。
当時は多くの人間から期待されていた馬だけにその事件はあまりにも悲劇であり競馬場でレースを観戦していた人々の悲鳴ともとられるどよめきを評して競馬中継の実況にて「沈黙の日曜日」と評された。
この時の騎手であった武豊はあまりのショックにその日は泣きながらワインで飲み続け泥酔したそうな。
まさしくサイレンススズカは悲劇の主人公であり伝説の馬であった。
スズカへの愛
ウマ娘はサイレンススズカが予後不良になるレースがどうなるかと不安とほんのちょっぴりの期待を胸に僕は見ていた。正直なところ「もしかしたら、もしかすると…」そんな淡い期待があった。
そして注目の天皇賞秋。レース直前にエルコンドルパサーはサイレンススズカに宣戦布告をするなど闘志に燃えていた。仲間であり親友のスペシャルウィークもそんなスズカに期待をしながら観客席で見守っていた。
レーススタート。忠実通りに最初からトップスピードでライバルたちに差をつけるサイレンススズカ。最後の直線前のカーブさらにスピードをあげようとするも
故障発生。急激に減速をしていく。ここまでは忠実通り。
気を失いつつももまだ歩くことをやめないスズカ。このままずっと歩き続けていると非常にマズイ事態に。そこに観客席から飛び出してきたスペシャルウィークによって受け止められそのままトレーナーの適切な処置のおかげで最悪のケースは避けられた。
サイレンススズカはその場で意識を失い、目を覚めたら病院に。左足は骨折し、再びまた前のように走れるようになるかは分からないと言われるが。
「スズカさんはどんな時でも約束を守ってくれたじゃないですか!...だから私と走る約束も必ず守ってもらいますから!」
サイレンススズカは人々に夢を与えるために、そしてスペシャルウィークと共に走れる日を約束して再起を誓うのであった。
この後は特殊EDが流れスペシャルウィークはもちろんのことライバルたちもお見舞いに駆け付けサイレンススズカの笑顔で締めくくられた。
いやー、もう泣きそうでした。
スタッフのサイレンススズカに対する愛が伝わりましたね。もしもあの時天皇賞で故障しないで生きていたら海外レースに出走する姿も見れたかもしれないし、他の競走馬と共に夢を与え、スペシャルウィークと共に本当に走っていたかもしれませんね。
「沈黙の日曜日」を悲しく終わらせないで未来へつなげる終わらせ方をしたのは本当にスタッフの心意気が感じられる第7話「約束」でした。
終わりに
序盤の方は疑心暗鬼で見ていたこのアニメもようやくハマれてきました。
安直なことを言うようだけどもスズカが生きてくれてホントに良かったよ!
次回以降はスペシャルウィークの本領発揮回かな。次回をはやくみたいぜ!!
ゲームの配信まだですか?(小声)