こちらからは以上です。

得意科目はアニメと音楽です。

【朝のひとくち】あなたは炎に包まれた人を見たことがありますか?

これは僕がまだ学生の頃の話。

 

 

 

当時の僕は駅前の靴屋でバイトをしていました。この靴屋の近所(ほぼ目の前)で名物となっていたのが70歳くらいの老人が開いていた大判焼きの屋台。クリームとあんこしか味の種類がないけどそれなりにお店は繁盛しているようでした。

靴屋靴屋でわりと忙しかったりでそれなりには売り上げも良かった。ただやはり靴屋なんて夜の21時以降は暇になるものでして、ちょうど「あの事件」が起こった時も夜の21時半。そしてお店に僕ひとりだけしかいない状況。こんな時に限って大変なことって起こるんですよねえ。

 

 

 

閉店時間が近づいてきてそろそろ店じまいするかなあとぼんやり考えていたところで店先で女性(50過ぎのおばば)の悲鳴が聞こえてきました。

何事かと見に行ってみたら屋台の老人が変わり果てた姿になっていました。具体的にどんな?そうですねえ、この画像みたいな感じかな。

【シングルカード】遊戯王 火あぶりの刑 DL2-069 ノーマル

 

 

老人は魔法カード「火あぶりの刑」のように炎に包まれていたのだ。

先ほどの女性(50過ぎのばばあ)が甲高い声で人間の言葉にも聞こえない言語で「お水持ってきてええええええええんんんんんん!!!!!」と叫んだのです。

僕は超スピードでバケツから水を持ってき老人にかけました。老人はびしょびしょになりました。ご老人にお水をぶっけたのは人生で初めてです。

 

 

そこまで火は引火していなかったのかほどなくして火は収まり黒焦げになった屋台と服が焼け皮膚が焼けすぎて白くなった老人が取り残されました。

老人は自分が大変な状況になっているのにも関わらずそれでもお店を続けようとするのでここもやはり女性(ばばあ)が甲高い声が「病院に行こう」と言いました。

 

 

 

 

それからすぐに警察官と救急車がすぐに出動して老人は病院に運ばれる形になりました。老人はとても悲しそうな目で炭のように黒くなった屋台を横目に救急車に誘導されサイレンだけがむなしくこだましていたのをつい昨日のことのように思います。

僕は「もう大判焼きも食べれないなあ」と考えつつも店じまいをはじめました。

 

 

 

翌日。事件当日にお店にいなかった店長に事の顛末を話すと「バカ野郎!なんで俺を呼ばないんだ!いつも言っているだろう面白いことがあったら俺を呼べと!」

 

 

 

その月に僕がバイトを辞めたのは言うまでもありませんね。